当ブログはヲタクネタと雑記と
ステキ俳優、北村一輝さん堺雅人さんへの斜め上な愛で出来ています。 /コタロウ
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今回は2人の母親の話。
■仏間。 お祈り。篤姫、本寿院に目をそらされショック。 その様子をチラっと視線だけで確認して仕方がないなぁという風に苦笑しながら去ろうとするが、そのまま倒れてしまう家定。 ■本寿院の部屋。 とりあえずは回復。 「母上は心配しすぎです。それに、そろそろ表に行かねば騒ぎになりまする」言って立ち上がる。「御台は部屋か?」滝山は一瞬言葉に詰まるがそうだと言う。「案ずるなと、伝えてもらいたい」 ■寝所。 「御台の具合が悪い?悪いとは、何処がどう悪いのじゃ」滝山が曖昧に濁す。 「それではわからぬ。見舞いに行く」「それはおやめになった方が!」「何故じゃ」 篤姫はもう休んでしまったという滝山。そのかわりに…と視線を後ろに。そこへ控えていたお志賀。家定、一瞬目を泳がせるがお志賀とは目を合わせない。 「とにかく様子を聞いて、薬など届けさせよ」 ■仏間その2。 「御台はどうしたのじゃ」具合が優れぬという本寿院。 「母上……嘘は御身のためになりませぬぞ」「嘘?わたくしは嘘など」「嘘をついておいでのときは鼻の穴がふくらみまする。母上のクセではございませぬか」 本寿院の前に座る家定。本寿院は鼻を隠して、篤姫には暫く遠慮願った、家定は疲れていると語る。家定はやんわりと否定するが、本寿院は立ち上がって激昂。 「……ともかく、暫くは御台さまにはご遠慮願います(肩に手をかけ)これは、母の命にかえての願いです」「大げさなぁ」「わたくしは本気です」 目を一回閉じて柔らかく、「ご勝手になされませ」 本寿院の元を離れお祈りをする。「御台はこぬかぁ……」 ■寝所その2。 「御台は今日もおらぬのか?」「お加減がかんばしくなく……」 「御台はどこじゃー!ワシは御台に会いにきたのじゃー!!」 足をバタバタさせ続けて駄々をこねる。 「いやじゃいやじゃいやじゃいやじゃ、い……」 突然動きを止め、その場に倒れる家定。 ■本寿院の部屋。 大あくび。「よゥ寝た」起き上がって、「お怒りめさるな母上ぇ」 「わたくしから母上に申し上げたきことがございます」 握られた手をそっとかえし、向き直って正座。 「これまでご養育下さり、またひとかたならぬご心配を賜り、まことに有難う存じまする」指をついて丁寧に礼。本寿院ビックリ。 「多くの兄弟を失い、1人こんにちまで生き残ってこれたのも、思えば母上のおかげにござります。この家定、心より感謝申し上げまする」 再び丁寧に礼をする家定に、本寿の目は潤む。「そなたから、さようなことを言われようとは……」 「しかし今やわたくしは大人になりました。これからはわたくしが、母上の心配をする番にござります(肩に手を乗せ)どうぞ心安らかに、おわしませ」 スっと立ち上がり、颯爽とその場から立ち去る。 ■篤姫の部屋。 「久し振りじゃのぅ――御台」 突然の家定訪問に、思わず座りこんでしまう篤姫。 「そちがこぬので、ワシが来たぞ」「上様……」 「そちがおらぬと面白ゥない。――まるでこの世から、色が消えてしまったようじゃ」「……わたくしもにございます」「……そうか(微笑みつつゆっくり座って)ワシらは気が合うのぅ」「はい」 ■寝所その3。 お布団で寝る2人。家定は既に就寝。 寝返りを打つ家定の手が、篤姫の右腕に触れる。 驚きつつも、その寝顔をみて微笑み、おそるおそる家定の手にふれ篤姫は幸せをかみしめる。 ■ギャー!!!(叫 最高です!最高すぎる! もう非常に恥ずかしい乙女路線なれどとてもよかったです。すみません正直今回泣きました。薩摩でお父上が亡くなって以来久し振りに泣きました(苦笑 篤姫も切ない。子を思う本寿院様も切ない。本寿院って悪い人ではないんですよね、そこがまた切ないなぁと。家定が本寿院にしっかりと告げ、颯爽と篤姫の元へ来てくれたときもう幸せになりました。ポワワン。 土スタ以来楽しみにしていた「色が消えてしまったようじゃ」は本当に良いシーンで。そりゃもうウルっとくるというものです。 あと違うシーンですが「ご勝手になされませ」の言い方がとても好きです。 あぁ……家定様。もう少ししか見れないと思うとおさみしゅうございます。 ■かわって薩摩パート。 尚吾郎さんは前回のことがあって、落ち着いて自分の立場というものに腰をすえつつある様子。今回は、今まで割とフォロー役が多かったけど今だ立場が決まらなかった大久保がメイン。 西郷と共に、熊本へ。初めて薩摩から出るため母がなけなしのお金をはたいて新調してくれた羽織に身を包み意気揚々と出向くが、細川家長老長岡との対面もそこそこに、大事な話になるとその場から外されてしまう。 もうここ凄く悔しい。泰造良い表情だなー。 憤慨と、自分に対しての不甲斐なさ、嫉妬、が交じり合った笑い泣き。せつな過ぎる。 次の場面では西郷とは表面上和やかに語るものの、ここで西郷との亀裂が徐々に入ってくるのだとしたら、今までの仲良し加減からして切ない。 最後の「鬼になりもす」「それなら私は、鬼の母になるだけのこと」 のシーンは凄く良かった!BGMの入りとかは変だったけど(笑 ■今回は全体的にシリアスのみ。 見所がたくさんあったー。というか切ない!せつなすぎる! 来週は、慶喜のことについてで家定と篤姫の間にミゾが出来そうです。心配。
by gizoubox
| 2008-06-22 23:24
| 堺雅人:ドラマ
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