![]() ステキ俳優、北村一輝さん堺雅人さんへの斜め上な愛で出来ています。 /コタロウ
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![]() ■寝所。 五目並べ。碁盤が前回の黒色金字から赤色金字に変更。 まだ勝てないが、腕をあげてきた家定。 「当然じゃぁ、これ程のめりこんだものはかつてないからのぅ」 楽しそうな家定だが、ハリスの話をふられて「楽しいことにつまらぬことを言うでない」「そんなにお嫌なのですか?」「相手は見たこともない異人じゃぞぅ。考えてもみよ。言葉の通じぬバケモノと相見えるようなものじゃ」そんな家定にだから面白い、と言う篤姫。感心したように「やはりそちは変わり者じゃのぅ」「わたくしが変わり者なら、上様は弱虫かと存じます」「弱虫じゃと」「はい!失礼ながら……3にございます」「いちいちムカムカすることを言うおなごじゃ。ほれ、3じゃ」 ■ハリスに会うにも征夷大将軍としての威厳を保つため思案せねばいけない。 「何か思いついたら教えよ」「……わたくしの考えで宜しいのでございますか?」「他に頼りになるものは、この城にはおらぬでのぅ」「はい!」目を閉じて柔らかに微笑む家定。 五目並べは本日も篤姫勝利。「えーいもう一度じゃ!」 ■寝所その2。 ハリスとの謁見。本日も五目並べ。篤姫畳の山を築くことを提案。 「成る程のぅ。畳の山をのぅ。よくもまぁそのようなことを思いついたものじゃぁ。面白くなりそうじゃのぅ。会見の日が楽しみになってきた」 にこにこ家定とは反対に、慶喜と会って欲しいと言わねばならない篤姫は元気がない。 「なんじゃ、今日は元気がないではないか」畳のお礼に欲しいものがあればなんでも言うてみよと家定。悩む篤姫。 「上様。ひとつお願いがございます」「(微笑んで)申してみよ」「ハリスとお会いになる日ですが」「なんじゃ、どうした」言いよどんだあと、慶喜をハリスとの謁見に同席して欲しいと頼む。一瞬目が泳ぐ家定。 「それは薩摩の父親からの達しか」「いえ……上様が、お心強いのでは、ないかと。思っただけにございます」「心強いのぅ……」「あの者であれば、上様のお役に。立つのではないかと。思いまして」歯切れの悪い篤姫に「よいぞっ!」と家定。「慶喜じゃ。同席させよう」驚いて泣き笑いの顔になる篤姫。 「何故、泣くのじゃ?」「申し訳ございませぬ」 「なんじゃどうしたのじゃぁ。――全く。……赤子のごとき御台じゃのぅ」 少し前かがみになってにっこり。 ■慶喜と対面。 スタスタと登場。「今日は諸事、宜しく頼む」「ハッ!精一杯相務めます」「ところで……そちは将軍になりたいのか?」普通トーンで聞く家定に堀田慌てて顔あげる。慶喜は冷静に、 「とんでもないことにございます」「なりとぅないのかぁ。……ふぅん」 手炉にピッと両手のばしてあたる家定。 ■ハリスと謁見。 畳をあげ、高い位置に座る家定に面食らうハリス。 立ったまま英語で口上。それをなんとも言えない顔でジっと聞く。 ■寝所その3。 「いやぁー面白かったぞぉ~!ハリスのやつ畳の山を見目を丸くしておったわぁ」「では、少しは効き目があったのですね」「少しどころか、居並ぶ者ども大いに溜飲をさげておった。ただ……」「ただ?」「またやってしもぅた」「何をですか?」「例のあれじゃぁ。うつけのフリじゃぁ」 ~回想~ (「ハリスの妙な言葉を聞いておったらムラムラしてきてのぅ」) ハリスの英語をマジメなお顔で聞く家定。BGMは歌舞伎のお囃子。 「いよーーッ!!!」立ち上がって見得をきる。ハリスどころか勿論他の家臣の皆さんもポカン。「はるか遠方より使節をもって書簡を届けきたること!ならびにその口上!(頭をゆっくり一回転させて)深く感じ入り、満足至極であーる!」 「(椅子に座って)両国の親しき交わりは、幾久しく続くであろう!合衆国ぷれじでんとに、しかと伝えるべーし!」得意げ&満足げな表情でにこにこ。 ~回想終わり~ てっきり篤姫が面白がると思ったのに、余り反応がよくないので残念がる。篤姫は本寿院のことを思い浮かべるが、家定には言わない。 「前に上様が無理に国開けば合戦となると仰せでした。開国派と攘夷派の間で」「そうならぬよう、慎重にことを進めねばならぬであろうなぁ」「万が一、国が2つにわかれることあらば、どちらも都におわす帝に目を向けるのではないでしょうか」「帝に?(思案して)詔……勅許を欲しがるということか」 帝の気持ちによっては開国は難しいのではないか、と続ける篤姫に家定はしげしげと。返答がなく言い過ぎたのではと謝る篤姫に、「いや。……そちはおなごにしておくのは、惜しいと思うたのじゃ」「それは、褒められたのでしょうか」「もちろんじゃ」 ■条約を結ぶにしても細々とつめなければ、と言う家定に慶喜の印象を聞く篤姫。ぼんやりと思い出す家定(ハリスと会見時)だが、思い出した慶喜の表情は強張って下を向いているもの。 「困ったことになぁ。あの者がますます好きではなくなった」「何ゆえにございますか?」「しいていえば……勘じゃ」 「ワシはなぁ。今は少しづつながら、日本国の将来や徳川総家のこれからを、真剣に考えねばならぬと思いはじめておる」「!……まことにございますか」「しかし慶喜にはそうした思いが欠けているように思えてならぬ」「それが、上様の」「勘じゃ。そちの父の意向には沿うてやりたいが……皮肉なものよのぅ。以前のワシなら世継ぎなどどうでもよかったものを」「そのお言葉だけでもうれしゅうございます」「やはり今日のそなたは少しおかしい。そなたに勝つには、今宵をおいて他にないのぅ」 五目並べを再開する2人。 ■終わり。 なんかなーもう2人のお互いを見る表情がとても柔らかくて!凄く良いです。 あと上様は碁石を指で挟んでお話中イチイチ止めてるのですが、その指がお美しい(笑)いいぞもっとやれ! 「赤子の如き御台じゃのぅ」のあとの男前な顔とか。 個人的に、慶喜同席を切り出されてションボリしてしまった表情、まるで子供みたいに「またやってしもうた」って言ったり、謁見のときの満足げな歌舞伎にニコニコです。 あの最後の表情、やりきったー!ってのもあり、なんとなくだけど御台にこのこと言おう、って思ってるかのようなカンジで可愛い。それにしてもこのときのよく通る声!素敵です。さすが舞台出身。 それにしても、ラストの五目並べをやっているときの、篤姫を伺ってる表情が、ただ考えながら打ってるようにも見えるけど、具合がとても悪そうに見えました。泣ける。 篤姫も可哀想でした。かなり家定>父の意向。に思いが傾いているために、切り出すのがとても辛そうだった。 本寿院さまのことも言えばいいのに、黙っておくし。偉いなぁ。悲しいなぁ。 ■その他。 ・本寿院様お怒り大爆発→お倒れに。 等今回は大奥場面が多かったので。薩摩の動きは来週。 篤姫が、家定のために!と畳を考えてやってるシーンがとても可愛かった。 「桜島か~」のとことか。本当この夫婦いいな! 来週は色々と大変なことになりそうです。 家定様ついにお倒れに。本寿院の妨害。薩摩では大久保がついに動き出す。等。 は、早く来週……!ここのところ毎週楽しみすぎる。
by gizoubox
| 2008-06-17 11:12
| 堺雅人:ドラマ
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